why 3d printing is a blight for design education. prof. fritz frenkler interview for the rams foundation
皮肉なことに、デジタルツールの進化によって、質のよくないデザインはかつてなく簡単につくられるようになりました。その一方で、本当に優れたプロダクトは少しずつ姿を消しつつあります。
このたび、ディーター・ラムス財団より、f/p designの創業者の一人であるフリッツ・フレンクラー(fritz frenkler)の新しいインタビューが公開されました。昨今の製造を取り巻くデジタルツールの熱狂から一歩引いて、ひとつの明確なリスク──エンジニアリングや材料工学における専門的な思考と訓練がデジタルツールに置き換えられることで起こりうる破綻──について語っています。
フレンクラーの指摘は率直です。ツールで形を作っても、その形が現実世界で機能するとは限りません。素材の制限や構造についての熟考よりもスピードが優先されると、プレゼンテーションでは美しく見えても、量産や使用、耐久性のいずれかで問題を抱えるプロダクトになってしまうことが少なからずあります。
f/p designでは常に最新のテクノロジーを注視していますが、それによってユーザーに対する配慮が揺らぐことを良しとしません。3DプリントやAIといったツールは、企業にとって有効に機能しうる一方で、デザインの論理が伴わなければ、結果として同時にリスクにもなりえます。量産性や人間工学的な配慮がスピードの犠牲になってしまったら、プロダクト開発全体の意義が揺らいでしまうのです。
プロダクト開発のプロセスが複雑さを増すなかで、革新性と同時に、長期的に成立する確かさをどのように担保するか。今回のインタビューは、その問いをあらためて共有するものです。
photo by tum / steven stannard
インタビューの全文を読む:
https://rams-foundation.org/magazine/interviews/fritz-frenkler/